関門海峡を臨む”おうち”のようなカフェ 下関市「KANMONBASE@いっちゃんち」
- グルメ
下関市の関門海峡沿いの道を走っていると、ちょうど関門橋が見える絶景ポイントに何やら変わったコンテナを発見。調べてみると、新しくオープンしたテイクアウトも出来るカフェとのことで、絶景が目の前に広がる「KANMONABASE@いっちゃんち」(下記いっちゃんち)に早速伺ってきました。
お店までの道
「いっちゃんち」は、壇ノ浦に面した国道沿いにあり、下関市の観光地である唐戸市場や赤間神宮、また門司と下関を海底通路で繋ぐ人道トンネルからも歩いて行ける距離にあります。車の場合は、専用駐車場がまだ無いため、近くのコインパーキングなどを利用しましょう。
今回は、人道トンネルから歩いて行ってみました!
横断歩道を渡ると名物の源義経と平知盛像が。
晴れていると、お店までは海と空が綺麗な気持ち良い散歩コースです。
遊歩道の道中は、綺麗に整備されているのでベビーカーでも歩きやすいですよ。
「いっちゃんち」発見
関門橋を越えたらお店はすぐ!道がカーブになる箇所の海側にある可愛いコンテナハウスが、今年2024年1月13日にオープンしたばかりの「いっちゃんち」です。
店主は、元々飲食関係で働きながらいつか自分でもお店をやってみたいと思っていたそう。コロナもあり、キッチンカーを始めようかと悩んでいた所、お店を出さないか?と声がかかり、こちらにオープンされました。
道路側の窓からはテイクアウト利用、海側の入り口からは、イートイン利用もできます。
中はカウンター席が3席。ランチ利用もカフェ利用も出来ます。
「いっちゃんち」の由来
店名の由来は、店主のお子さんで看板キッズの「いっちゃん」から。
「いっちゃんち行こ〜」と、まるで友達の家に行くように気軽に寄ってもらいたいと言うことからこの名前にしたんだとか。
そんな看板キッズのいっちゃんは、5歳になったばかりとは思えないトーク力の持ち主!きっと圧倒されること間違いなしです。
いろいろな人と触れ合って欲しいという想いから、土日は基本的にお店にいて、お手伝いをしてくれるそうです。
「いっちゃんち」は絶景
オープンしたばかりの「いっちゃんち」の特徴はなんといってもその立地!
お店の裏は、まさに大海原!という感じの絶景です。
中で食べていると、後ろを大きな船が通って大迫力でした。港町の下関ならではの光景ですね。ちなみに、取材に行った前日には、目の前の海にイルカの群れが見えたそうです。ここ数日、関門海峡で目撃情報が相次いでいるようです。
ちなみに、これから春にかけてウッドデッキ部分が二階建てになるそうで、夜はバーが営業される予定です。
外で過ごすのがいい季節になったら、ウッドデッキに座って海を眺めながら飲んだりテイクアウトを楽しむのも素敵ですね。(お店にはトイレも完備されていますので安心して飲めますよ!)
メニュー紹介
こちらの看板メニューは、ふぐのフライをパンに挟んでいただく「ふぐドック」と今や山口を代表する料理の1つである「瓦そば」。
気軽に山口・下関の名物を食べてほしいという思いから、このメニューにしたそうです。
下関といえば、ふぐですよね!他ではお目にかかれない”ふぐドック”。ランチに十分なボリュームです。ソースはチリソースか甘だれにんにくから選ぶことができます。
ふぐをおつまみに食べたい場合はふぐスティックも。おつまみだけど、ふぐのサイズがとても大きくてこちらもボリューム満点!ビールのお供に最高です。食べきれなくても、持ち帰りの容器に入れていただけますよ。
そしてもう一つの看板メニュー、山口名物の瓦そば。
専用のタレにお蕎麦をくぐらせ頂きましょう。こちらの瓦そば、お肉もとっても美味しかったので聞いてみると、店主が通う精肉店から仕入れるこだわりのお肉でした。ぜひ味わってみて欲しいです。
ちなみにいっちゃんのイチオシメニューを聞いてみると「タコ串」でした。
絶景と一緒に撮影をするのも楽しんでくださいね!
外のデッキの手すりで写真を撮るのがオススメ!素敵な写真が撮れますよ。(いっちゃんの画角アドバイス付き)
アルコールのラインナップも豊富!日本酒は下関酒造を始め3種類。ビールは内日(うつい)地区に新しく出来た醸造所のクラフトビールが揃います。こちらを片手に歩いて唐戸に行く観光の方も多いとか。もちろんスイーツもありますよ。
オープンしてまだ1ヶ月、寒い日はメニューに豚汁が加わったり、雨の日は近隣へのお弁当デリバリーを始めたりと、いろいろ試しながら日々営業されています。
人見知りもなく、誰とでも楽しくお喋りしてくれるいっちゃんといると、知り合いのお家に来たような感覚になります。
皆様もぜひ、”おうち”のようなカフェ「いっちゃんち」に遊びに行ってみませんか?