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おいしい日本茶の魅力を伝えたい「日本茶専門店 八十八」

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NYタイムズ社の「2024年に行くべき場所52か所」第3位になった山口市。
カフェや美容室など多くの店が軒を連ねる山口駅の駅通り、
その中にある、香り豊かな、さまざまなお茶を楽しめる日本茶専門店をご紹介します。

記事で紹介しきれなかった写真はこちら

 

40~50種類のお茶が並ぶこだわりがつまったお店へ

山口駅から徒歩7分。アーケード商店街からは徒歩2分ほど。
緑と黒を基調にした外観に緑色の暖簾が目をひく、こちらのお店が「日本茶専門店 八十八」です。

 

店内にはおしゃれにパッケージされたお茶がたくさん。

九州のお茶の産地、佐賀県の嬉野や福岡県の八女などから仕入れた緑茶や、九州や四国から仕入れたハーブを使ってブレンドしたハーブティーなど、40~50種類のさまざまな種類が並んでいます。

 

店主の吉光虹太さん。

オーストラリアへ留学した大学3年生の時、お世話になったホームステイ先の家族が紅茶好きだったこともあり、お茶好きになったそうです。

帰国後、日本の緑茶のおいしさに気づいた吉光さん。
「日本茶に関わる仕事がしたい」と、大学卒業後、静岡県の掛川市にある荒茶の火入れやブレンドなどの仕上げ加工を行う問屋に就職し、4年半腕を磨きました。

そして、2016年10月、駅通りに念願だった日本茶の専門店をオープンしました。

 

手軽においしいお茶を楽しむための工夫とは?

お店に入ると、吉光さんがその日の気温などに合わせてセレクトしたお茶を、一口分ほどの湯呑で出してくださいます。

取材したこの日は、山陽小野田市にある「佐々木書店」と一緒に作った「佐々木書店NO.1」というお茶でした。
国産の烏龍茶とローズマリーなどのハーブが香る、爽やかな味わいでした。

店内には多くのパッケージが並んでいますが、どのような味なのか分からないところ。
吉光さんは、「好みやどのようなお茶を求めているのか気軽に話しかけてもらえれば」と話していました。

 

 

「お茶のある暮らしを提案したい」と話す吉光さん。

店内には、お茶だけでなく、茶菓子をのせるのによさそうな佐賀県の有田焼のお皿や、お茶を飲むのにも使いやすいという香酒盃、愛知県の常滑焼の急須など、手軽に使いやすい商品も並んでいます。

 

店内にあるお茶のほとんどはティーバッグタイプ。

急須で淹れた時と同じような味わいをもっと手軽に楽しんでほしいと、ティーバッグの素材や茶葉の大きさを変えるというこだわりがあります。

筆者も、マイボトルにお茶を入れて持ち歩くことが多く、この心遣いにはただただ感動しました。

 

  • 水出しで淹れたお茶人気NO1の 煎茶と玉露の間 TB×18包 1080円 

 

これから気温の高い日が増えるときにおすすめなのが、水出しの緑茶。

「温かい緑茶は酸化しやすく、時間がたつと味が変わってしまいますが、冷たい水出しの緑茶は味も色も変わりにくく、今からの季節にマイボトルで持ち歩くのにおすすめです」とのこと。

休業日に、店内にある焙煎機で焙煎するという、ほうじ茶。お茶の素材や炒り方を変えた6種類があります。
「一般的にほうじ茶は炒りの深いものが多いですが、焙煎の香ばしさと素材のお茶の味わいを楽しんでいただけるように中炒りと浅炒りのものも作ったんです」
とのこと。

  • 金のほうじ茶 リーフ100g 864円 TB×20包 864円

浅炒りのものや中炒りのものなどある中で、筆者のお気に入りは、優しい茶色のほうじ茶。
味わいもくどくなく、あっさりと飲め、ごはんや甘いおやつの味を邪魔しないお茶です。

 

小規模ですが、イートインのスペースもあり、お茶のおいしさを手軽に楽しむこともできます。

 

  • 和菓子セット(ほうじ茶つき)800円

抹茶の豊かな風味を楽しめる、和菓子セットをいただきました。

和菓子は山口市の和菓子屋さんから仕入れる、季節のお花などがあしらわれたもの。
この日は桜の生菓子で、お花見気分を楽しみました。

 

4月中旬ごろから新茶のシーズン。店でも、今月末ごろから、新茶を販売します。

おいしいお茶でホッと一息ついてみてはいかがでしょうか?

 

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