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生活に彩りを添える 淡い緑色の輝き 萩ガラス

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身体にスッと染み渡っていくような、

そんな淡い緑色が印象的な萩ガラス。

山口県萩市の笠山でしかとれないという

「石英玄武岩」からつくられています。

 

空間に優しい彩りを添える

萩ガラスの魅力を探っていきます。

 

再び 命が吹き込まれた 幕末の「萩ガラス」

萩ガラスのルーツは幕末期にまで遡ります。1860年、長州藩の科学者であった中嶋治平(1823~1866年)が、萩にガラス製造所を作ったことが、その始まりです。高い透明度が好評で、一時は天皇家への献上品になるなど、高い評価を得たと言います。しかし、1866年に製造所が失火し、中嶋治平が病死。幕末の動乱も相まって、ガラス製造はわずか6年で途絶えることになってしまいました。

それから約120年以上もの長い間、歴史の彼方に消えてしまっていた「萩ガラス」に再び命を吹き込んだのが、1992年に創業された「萩ガラス工房」です。

原料となる石英玄武岩がとれる萩市・笠山に工房を構えます。

 

幻の「萩ガラス」を現代に復活させた、社長の藤田洪太郎さん。

セラミック業に携わる傍ら、萩ガラスの存在を知り、「昔の萩にあった素晴らしい技術を自らの手で復活させたい」と決意したと言います。中嶋治平の残した資料を読み解いたり、腕の良い職人を口説いたり、新たな技術を織り交ぜながら、「萩ガラス」を現代に復刻しました。

 

確かな技術で高品質な製品を

萩ガラスの特徴は、その色だけではありません。例えば、強度も魅力の一つ。市販の一般的なガラスに比べて5~10倍の硬度があると言います。笠山でとれた石英玄武岩をもとに、一般的な製法より約300度高い1520℃という高温で溶解することで、割れにくい丈夫なガラス製品がつくれます。

た温度が少しでも下がると固まってしまうため、成形に費やせる時間は一般的なガラス製品より短くなってしまうのですが、そこは職人の高い技術力が光るところです。また、国内の多くのガラス工房は、ガラス素材を購入して製造をする中、萩ガラス工房は原料の調達から行うなど、自らが納得のいくガラスづくりを突き詰めてきました。

そうしたこだわりが良い製品に繋がり、開業当初は「いつ工房を畳もうか…」という状態だった萩ガラス工房は、30年以上が経った今、都市部の百貨店や大手セレクトショップが製品を扱うようになりました。工房には、看板を立てなくとも年間6万人ものお客さんが訪れるほどになったそうです。

 

「山口さんのお気に入り」で販売中

萩ガラス工房の製品はネットショッピングサイト「山口さんのお気に入り」でご購入いただけます!

⇒ 販売を終了しました!

 

柔らかく包み込まれるような緑色の輝き。

日々を彩るガラス食器を、あなたの生活に迎えてみませんか?

 

 

 

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