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瀬戸内海を見渡す絶景レストランで旬の魚に舌鼓 上関町「瀬里家」

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美しい海に囲まれた町、上関町。その崖の上に立つ絶景が楽しめるレストランを訪ねました。

料理にはもちろん、地元の新鮮な魚介をふんだんに使用!上関の魅力がギュッとつまったお魚定食をご紹介します。 

 

絶景を臨むカフェレストラン

訪れたのは、上関町長島の南向きの崖の上に立つカフェレストラン「瀬里家(せりか)」です。

すぐ目の前が、瀬戸内海の絶景で、レストランの大きな窓から、その景色を望むことができます。

 

オープンしたのは1992年。店内は明るく、居心地のいい空間が広がっていて、おしゃれな薪ストーブもあるんです。

さらに、らせん階段をのぼった2階からだとさらに広く海が見渡せます。

こんな景色を眺めながら食事ができるなんて、最高の贅沢ですよね。

 

また、外のテラス席は、愛犬を連れて食事が楽しめるよう設備が整えられています。

わんちゃんと一緒に上関に遊びに来る方、結構、多いそうなんです。

 

カフェレストラン瀬里家は、オーナーの飯田雅也さんをはじめ、家族を中心に運営されています。

妻の沙織さんはテイクアウトのスイーツを担当したり、飯田さんの妹の涼子さんはケーキやタルトを担当したり、それぞれの得意なことを生かしています。

 

地元産の旬な魚を

さて、料理ですが、いちばん注文が多いという、上関産の魚を使った日替わり定食を作っていただきます。

魚をさばくのは、飯田さんの担当です。

 

この日の刺身はイシダイでした。

「近海で取れたものを上関の漁師さんに分けていただいてます」と飯田さん。

今が旬で脂がのっていて、すごく歯ごたえもあるそう。

 

そしてこちらのサワラも脂がのって今が旬!表面を炙ってお刺身にします。

定食には必ずお刺身がついているそうで、その日に仕入れたお魚によってお刺身の魚が変わるということで、いつ行っても、その時期、上関近海で取れるいちばんおいしい魚が食べられるそうです。

 

そして先ほどさばいたイシダイのあらは、湯通しして臭みをとり味噌汁の出汁に使います。

魚のおいしさを、余すことなく利用するんですね。

 

こちらはお刺身にしてもいいくらいの新鮮な真鯛。

日替わり定食のメインは、こういった旬の魚をフライか竜田揚げにすることが多いそうです。

この日のメインは真鯛のフライでした。

 

メインもそろったところで、本日のお魚、日替わり定食の完成です。

  • 本日のお魚(日替り)定食 1,705円

 

イシダイのあらで出汁をとった味噌汁は魚の旨味が出ています。香りがよく、出汁も優しい一品です。

 

そしてメインの真鯛のフライには自家製タルタルソースをつけていただきます。

さっくり、さくさくで中はもうふんわり。そこにタルタルの酸味が合わさり、美味!

 

イシダイの刺身はとても身が締まっていて歯ごたえがしっかりしていました。噛むと、甘味と旨味がふわ~っと広がってきます。

サワラの方は、炙った香ばしさに加え、すごく脂がのっているので、口の中でとろけるおいしさでした。

さらには、魚の南蛮漬けがあったり、煮物があったりと一品ずつが丁寧に作られていて、盛りだくさんのおかずを最後まで楽しめました。

 

魚だけじゃない!

瀬里家には、その他にも魅力的なメニューがいっぱいあります。

ハンバーグもそのひとつ。

  • 和風ハンバーグ(120g)定食 1,870円

 

フライパンで焦げ目をつけて、オーブンでじっくり火を通したハンバーグは、肉汁たっぷり!

食べるとふわふわとした食感で、口の中にやさしい甘さが広がります。

 

こちらのタルトは妹の涼子さんの手作りです。

  • きんかんのタルト 407円

 

ジュワーッと甘い金柑の甘露煮がアクセントになっています。

 

フレッシュで爽やかな「ブラッドオレンジスカッシュ」。

  • ブラッドオレンジスカッシュ 550円

 

ブラッドオレンジは、飯田さんが自ら育てて、収穫したもので、果肉の粒粒までしっかり味わえる贅沢なジュースです。

どちらも、絶景によく似合います。

 

絶景が見渡せる、非日常の空間で、みなさんも、上関町の魅力を味わい尽くしてみませんか?

 

★今回の内容はyab「YOU!どきっ」2024年2月20日放送のコーナーを記事化したものです。

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